EVENTIDE H9000。 

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AESで発表されたのですが、EVENTIDE H9000です。
ハードウェアのEVENTIDEなんて心躍るものがありますよね。

従来通りH3000やDSP4000といった過去のモデルから数多くのプリセットを継承しているほか、大きく目を引くのが液晶パネルですよね。ギタリストの中では、EVENTIDEといえば、H3000かeclipseあたりが馴染み深いかと思いますが、なんといってもオペレーションが分かりにくい。EVENTIDEのUI構造に慣れてしまえばH3000でもeclipseでもH8000でも問題なかったのですが、そもそも慣れるのに時間がかかりました。大型液晶搭載と、これまでの階層構造がシンプルになったことにより、かなりオペレーションが簡単になっているようなので、これは触ってみたいです。

クアッドコアのARMプロセッサが4機?搭載されているというモンスタースペックのようで「ディレイが異なるタイムで16本使えます」とかそういうレベルではないので、およそギタリストにはほとんど関係ない領域の機材だと思いますが、ハードウェアプロセッサ大好きな僕としては大変気になる製品です。

EVENTIDEのアンプモデリングも、H9000ではどうなっていくのか気になるところです。

EVENTIDE H9000 News

端子も交換。 

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先日、ヘッドフォンAKG K121の修理をしていたら、妙に気になりだして自分のSONY MDR900STを引っ張り出して久しぶりに音を聴いていました。普段使いやすいようにswitchcraftのステレオミニプラグに交換してあったのですが、amphenolのものに交換してみました。

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SONYはイヤーパッドを外してネジを外すとこんな感じで簡単に作業できます。

MDR900STのケーブルは片耳出しなので、反対側のドライバーに信号を送るケーブルの様子も分かると思います。片耳出しの場合、当然のことながらケーブルの長さなどが左右で異なることになります。MDR900STに限らず、ヘッドフォンの音を聞いた時の左右のバランスが悪いと、神経質ながらケーブルを変えたりしてバランス調整を図ることがあります。

MDR900STの左右バランスについて気にしている人なんているんだろうか?と思ってgoogleで調べてみたら改造記事があったのですが、僕の昔の記事を参考にされていてびっくり。MDR900STは昔から色々とモディファイされたきたモデルですしね。アンブレラカンパニーのマニアックなモデルも面白いですね。あくまでプレイヤー的なモニターヘッドフォンだと思いますので、よっぽど好きじゃないとそこまで追い込まないだろうというのが興味を惹かれます。

無改造で納得いくバランスのものを探すのが直截ですが、1つのものを自分仕様に掘り下げていくのもナイスだと思います。MDR900STは多分3つか4つくらい持ってると思いますが、開けてみたらこれは未改造だったので内部はそのままにしておきました。

久しぶりにヘッドフォンを触ったら気になって引っ張り出したという感じでした笑。

ヘッドフォン。 

早速オーナーに返送したヘッドフォン。

一聴しての感想は、まろやかになった、とのこと。
シャリシャリしていたのが自然になって密度が増えたというインプレッションでした。


おそらく、oyaide 102SSCで情報量が増えたおかげでシャリっとした部分に偏って聴こえることがなくなったのかな?と思っています。元々、ちょっと調子が悪かったという状態のときに汎用の赤黒線でリペアしていたようなので、それと比べると情報量の違いはかなりあると推察されます。

レコーディングで使いやすくなったとのことでリペアして良かったと思います。

モニターヘッドフォンは、付け心地はもちろんですが、音についても情報量が多ければいいというものでもなく、聴き疲れしないというのも必要なことだと教えて頂いたことがあります。プレイに集中できる聴きやすさと、ミックスなどを見据えた全体の音作りを意識できるものかどうか、という要素のバランスが大事なのかなと思います。

何がいい音なのか、よりもどういう音で聴きたいか、という視点はとても大事だと思います。

AKG K121修理。 

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僕自身はヘッドフォンはJVC HA-MX100を使用しているのですが、友人にヘッドフォンが壊れたから直して欲しいと頼まれてAKG K121を分解してみました。定番のモニターヘッドフォンSONY MDR900STとかだと、イヤーパッドを外したところのネジを外せばドライバーにアクセスできるんですが、AKGのヘッドフォンはイヤーパッドと逆側から順番にネジを外していくので、ご覧の通りバラバラになってしまって作業はちょっと厄介です。

画像は、とりあえずネジを外してニッパーでケーブルを切ったところです。

この後、クリーニングをして半田付け。
狭いのでわりと工作難易度は高めでしょうか。

ケーブルは、オヤイデ電気の102SSCの細いものを使ってみました。
一瞬、手持ちのBeldenのよさげなケーブルをバラして使おうかと思って一度つけてみたのですが、ちょっと硬いので耳に装着する際に良くなかったので不採用に。オヤイデのものは、リケーブル用として作られているだけあって取り回しが楽ですね。最近は、ケーブル着脱式のイヤフォンが流行っているおかげでこの手のケーブルを見繕うのが簡単になってナイス。

壊れていただけあって修理前後の音を比較できないのですが、いい感じで鳴ってくれています。持ち主にお返しして良くなったのかどうなのか笑、聞いてみたいと思います。

マイク。 

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ギターだとエフェクトは過激にサウンドを変えてしまう存在だと思います。というか、音が変わってくれないと困る、というのも面白いところですよね。そういった積極的な音の変化はもちろんですが、機材に信号を通した時のフィルター的な効果が気持ち良かったりすることもあると思います。

デジタルエフェクターが再現しきれない領域がそういったフィルター的な効果なのかなと思うことが多々あります。どこそこのエフェクターのサウンドを再現しています、というものに触れた時、似てるけど一歩何かが足りない、と思うのはフィルターとしての質感なのかなと。

もうひとつ面白いと思うのは、デジタルの領域内でなら似たような効果を得ることのできるプラグインは存在するというところでしょうか。いわゆるHAを再現したようなプラグインです。僕なんかが判断するのはおこがましい話ですが、それっぽい質感は得られてしまうレベルには達しているんじゃないでしょうか。ただ、最終的にスピーカーで鳴らした時にその変化を活かせているのかというところが面白くて、深い領域なんだというのが今思うところです。

そんなことをNeumann U47 Tubeを眺めていてふと思いました。