ヘッドフォン。 

早速オーナーに返送したヘッドフォン。

一聴しての感想は、まろやかになった、とのこと。
シャリシャリしていたのが自然になって密度が増えたというインプレッションでした。


おそらく、oyaide 102SSCで情報量が増えたおかげでシャリっとした部分に偏って聴こえることがなくなったのかな?と思っています。元々、ちょっと調子が悪かったという状態のときに汎用の赤黒線でリペアしていたようなので、それと比べると情報量の違いはかなりあると推察されます。

レコーディングで使いやすくなったとのことでリペアして良かったと思います。

モニターヘッドフォンは、付け心地はもちろんですが、音についても情報量が多ければいいというものでもなく、聴き疲れしないというのも必要なことだと教えて頂いたことがあります。プレイに集中できる聴きやすさと、ミックスなどを見据えた全体の音作りを意識できるものかどうか、という要素のバランスが大事なのかなと思います。

何がいい音なのか、よりもどういう音で聴きたいか、という視点はとても大事だと思います。

AKG K121修理。 

171014_1.jpg

僕自身はヘッドフォンはJVC HA-MX100を使用しているのですが、友人にヘッドフォンが壊れたから直して欲しいと頼まれてAKG K121を分解してみました。定番のモニターヘッドフォンSONY MDR900STとかだと、イヤーパッドを外したところのネジを外せばドライバーにアクセスできるんですが、AKGのヘッドフォンはイヤーパッドと逆側から順番にネジを外していくので、ご覧の通りバラバラになってしまって作業はちょっと厄介です。

画像は、とりあえずネジを外してニッパーでケーブルを切ったところです。

この後、クリーニングをして半田付け。
狭いのでわりと工作難易度は高めでしょうか。

ケーブルは、オヤイデ電気の102SSCの細いものを使ってみました。
一瞬、手持ちのBeldenのよさげなケーブルをバラして使おうかと思って一度つけてみたのですが、ちょっと硬いので耳に装着する際に良くなかったので不採用に。オヤイデのものは、リケーブル用として作られているだけあって取り回しが楽ですね。最近は、ケーブル着脱式のイヤフォンが流行っているおかげでこの手のケーブルを見繕うのが簡単になってナイス。

壊れていただけあって修理前後の音を比較できないのですが、いい感じで鳴ってくれています。持ち主にお返しして良くなったのかどうなのか笑、聞いてみたいと思います。

マイク。 

171013_1.jpg

ギターだとエフェクトは過激にサウンドを変えてしまう存在だと思います。というか、音が変わってくれないと困る、というのも面白いところですよね。そういった積極的な音の変化はもちろんですが、機材に信号を通した時のフィルター的な効果が気持ち良かったりすることもあると思います。

デジタルエフェクターが再現しきれない領域がそういったフィルター的な効果なのかなと思うことが多々あります。どこそこのエフェクターのサウンドを再現しています、というものに触れた時、似てるけど一歩何かが足りない、と思うのはフィルターとしての質感なのかなと。

もうひとつ面白いと思うのは、デジタルの領域内でなら似たような効果を得ることのできるプラグインは存在するというところでしょうか。いわゆるHAを再現したようなプラグインです。僕なんかが判断するのはおこがましい話ですが、それっぽい質感は得られてしまうレベルには達しているんじゃないでしょうか。ただ、最終的にスピーカーで鳴らした時にその変化を活かせているのかというところが面白くて、深い領域なんだというのが今思うところです。

そんなことをNeumann U47 Tubeを眺めていてふと思いました。

サンレコ。 

171004.jpg

今月のサンレコ面白いです。

Shure Bluetooth。 

SE215SPE-BT1_2.jpg

Shureが、ついにBluetooth対応のイヤフォンを発表しましたね。

個人的には、SoundPEATS Q12のクオリティが存外よかったのでBluetoothも侮れないな、と思っていたところで、やっとShureがリリースしてくれて喜んでいます。iPhone7からイヤフォンジャックが無くなって身近なユーザーから聞こえる怨嗟の声に、ハイコストパフォーマンスのQ12をご紹介して喜んで頂いていた感じですが、Shureが参戦するとまた様子が変わりそうです。

Bluetoothのケーブル部分だけのモデルも発売されますので、既にケーブル脱着式のモデルをお持ちの方はBluetooth接続の機能のみを加えることも可能と至れり尽くせりですね。

10月の発売が楽しみです。

Shureニュースサイト